ちょっと前になるんだけど、ホームセンターでグルーガンを購入した。 これがまた700円程度だったんだけど色々と使えて便利だったんだ。 どんなものに利用できるのかということだけど、逆に何に着かないの?って確認したほうが早いくらいだ。 で、何に着かないかというと、ゴムやプラスチック系は接着が弱いみたい。 それでもそんなに力を加えなければ、それなりに接着してくれる。
そんな感じのグルーガンなので、アレもこれもと色々接着して遊べるんだ。
しかしグルーガンにも弱点はある。 それは電源を確保しなければならないというところだろう。 仕組み自体は半田ゴテと同じで、電流を流すことで抵抗物質を熱して樹脂を溶かしてボンドにする。 理屈はかんたん。 だからこそ電源が必要であり、コンセントまでの距離が遠くては作業できないってことになるんだ。
それでもトミカタウンの道路を固定するのに使ったりコーナーガードを接着したりと色々使えてるんだよね。 すでに無くてはならない存在にまでなっている。 そんなグルーガンだから、もっと便利なものはないかと思ったら、やっぱりあったんです。 コードレスグルーガン。 ドイツメーカーのBOSCHから出てました。
BOSCHはいろんな工具を出しているメーカーだ。 日本でもそれなりにパーソナル工具からプロ工具までを揃えてて、グルーペンなるものを出していたんだ。 見つけたときにはすでに手に持ってたしね。
コードレスって言うことは電源を気にせずに利用することが出来るってこと。 それだけで使える範囲がかなり広がると思うんだよね。 実際、車まで行ってちょっとしたものをくっつけるっていうこともかんたんだ。 どこでも作業できるし、ほぼなんでも接着できるから使い勝手は良いんだよね。
おいおい、100Vじゃないってことはバッテリーってことだろ? 爆発しないか? 某海外メーカーのスマホだってバッテリー爆発するんだぞ。良いのか?
某海外メーカーのスマホと一緒にするんじゃないよ。
BOSCHだぞ。
ドイツだぞ。
偉いんだぞ。
と、冗談はここまでにして、100Vじゃなくても普通に使えるよ。
もしかしたら100Vより性能上かもしれないし。
そんなバカな。100Vのほうが安定しているだろ。 コンセントのほうが良いに決まってる。
でもなぁ。100Vグルーガンは5分以上放置しておかないと温まらないだろ? BOSCHのグルーペンは15秒もすれば使用可能になるんだけどね。 あと使用時の温度が高い感じがするんだよ。 グルーガンは温度が高いほうが接着力が強くなるみたいなんだよね。
そうなのか? でもそんなに強力な電力を使用するならそんなに使えないんじゃないか?
たしかにね。30分程度の使用で電池切れになるよ。 ただ、充電方式がUSBからの充電だから、モバイルバッテリーから充電できるんだよ。 ってことは、やっぱり100Vのコンセントいらないんだ。
何?本当か?それなら結構良いかもしれないな。 屋外だとコンセントを探そうとして探せないことって結構あるからな。 確かに作業できる範囲は広くなるな。 接着力も強力ならなおさらだ。
そうなんだ。実は作業温度が高いのはわからなかったけど、使い比べてみてわかったんだ。 だから、ちょっともたもたするところがあっても接着可能だから、作業性も高いんだよ。 持ちやすい形状だしね。
そうか、一度貸してくれよ。 返ってくるとは限らないけどな。
返さんやつには貸さんのよ。
コードレスって言うことがどれほど機動力があるかということ。 コンセントが必要だと、どうしても建物の中でしか作業がしにくくなる。 屋外で作業しようとすると、延長コードか電工ドラムが必要になるだろう。 そうなると準備をするだけでも一手間かかるんだ。
でもBOSCHのグルーペンのようにコードレスだと本体だけを持ち歩けばよくなる。 作業量だけを考えれば接着剤の量も必要分だけ持っていけばいい。 最悪充電が切れてもモバイルバッテリーを持っていけば充電後にすぐ再開できる。 機動力は高いだろう?そう思わないかね。
接着できるものの制限があまりない事も大きいね。 ほぼどんなものにでも接着力が効くから、とりあえず接着したいものを持ってきてくっつけるだけ。 何も考えずに作業できるっていうことは作業効率も上がるからね。 要は、出来上がりの形さえ頭に描いていればいいってこと。 便利だろう?
普段から利用している人にとってはとても便利なはずだ。 だって使いたいと思っていても電源が取れないから使わなかったってことがなくなるんだから。 そこでもあそこでも使えるって思うと、なんでも接着したくなる。 これは一種の病気かもしれないな。 人とだって接着できるんだから。 まるで恋のキューピッドのように…。
でもそんなことしたら逆に嫌われてしまいかねないからやらないけどね。
流石に水の中では使えないだろう。 もし出来るんなら水中の石と石を接着して水中オブジェを作ろうと思ったのにな。 どうせ無理だろう?
フッフッフ。そりゃ無理だ。諦めろよ。 でもね、考え方を変えれば水中オブジェは出来るよ。 わざわざ水中で接着させなければいい話なじゃない? 逆に聞くけど、なんで水中で接着させなければならないの?
そいつはオイラの気まぐれさ〜。
やっぱりね。そうだと思ったよ。 でも、一度接着してしまえば水中だろうがなんだろうが、引っぺがすのは大変だよ。 それほど強力に接着してしまんだからね。
なに?では、まだ制作していないガンプラなんかも出来るか? 出来るなら作ってくれ。
なんだ、君はプラモデルも作れないのか? そしてそれを人に作らせるなんて、悪魔の風上にも置けないよな。 でもグルーガンでプラモデルを作ったら、きっとはみ出てしまって後処理が大変になるよ。
ちぇっ。そんなんだったら作らなくていいよ。
そうだね、ガンプラは自分で作るものだから。 でもDIYではその威力は絶大だよ。
わかった。今度DIYにハマったら使ってみる。その時貸してくれ。
だから、返さんやつには貸さんのよ。
結局は工具って使いやすいかどうかなんだよ。 使いづらいと最後は使わなくなってガラクタだ。 そういう意味ではBOSCHのグルーペンはしっかりとした工具だよね。 充電が苦になる人にとってはそうでもないと思うけど。
充電が切れたときのことを考えると面倒だというのもわかるんだ。 作業が一時中断ってことになるからね。 でも、30分あれば大抵のものは接着して完了しているわけだからね。 充電がウンタラカンタラって言うほどのことじゃない。 それを言うのはただの面倒くさがり君だね。
最後に、どんなものか動画を載せておくよ。 あまり参考にならないかもしれないけど、見てよ。