WindowsというOSはパソコンを使っている人なら誰でも聞いたことあると思います。
いや、殆どの人が使ったことがあると思います。
それくらい世間のパソコンユーザーには浸透しているOSなんです。
Windowsがパソコンだと思っている人も多いくらいなんですからね。
「Ubuntuってなんだろう。Windowsしか使ったことないから、初めて聞く名前だよ」
「なに?お前、Ubuntu知らないのか?
UbuntuってのはLinuxOSのディストリビューションのひとつの事だ。」
「仕方ないだろ!Windowsしか使ったことないんだから。
そもそもいまのままで十分なんだ。その、ウンタラカンタラっていうOSを使う意味がわからないよ。」
「え?本気で言ってるのか?
Windowsは本来、有償のOSなんだぞ。
パソコンを買った時から組み込まれているから気が付かないけど、パソコンの値段に上乗せしてあるんだ。」
「そ、そうなの?
それでも今のままで不都合なんてないからWindowsを変えることないんじゃないか?」
「じゃあ聞くけどな、Windowsにはサポート期間ってのがあるんだぞ。
わざわざお金を出してWindowsを購入しているのに、サポート期間が過ぎればそれ以上のことはしてくれないんだぞ。」
「それはそうだけど…。」
「おかしくないか?お金を出して購入したWindowsなのに、メーカーの都合でサポート打ち切りなんて。
そこまではいいけど、サポートを受けたければ新たにWindowsをアップグレードしてくれというし、それも有償だ。
おかしくないか?」
「言われてみれば、ちょっと変かも。」
「Ubuntuなら初めから無料だし、アップグレードも完全無料。
ソフトだって無料で使えるものばかりだ。
Windowsで使っていたソフトの互換性だってほぼ保たれているから、乗り換えったって対応できるぞ。
ソフト自体が無いときは、エミュレータソフトを使ってWindowsのソフトを動かせばいいだけの話だ。」
「なんか、わかんなくなってきたよ。」
「とりあえずUbuntu Japanese Teamのサイトでイメージをダウンロードするんだな。」
UbuntuにはJapanese Teamというサイトが存在します。
上にリンクを張ったので、そちらからダウンロードするページヘ移動できます。
もちろん日本語版のUbuntuですから、初心者にも安心です。
ISOファイルをダウンロードできるので、DVDに焼いてインストールディスクを作るのがはじめの仕事です。
インストールは非常に簡単です。
インストールディスクのし時に従っていけば、自動でインストールが終わるようになっています。
このへんはWindowsと同じ感覚ですが、パソコンを狩ってすぐに使えるWindows機では、まずやることのない手順ですので、このへんはほんのちょっぴり頑張ってもらうしかありません。
まぁ、カーソル移動と数回エンターキーを押すだけの作業ですけどね。
「インストール作業って簡単だね。」
「まぁな。
これくらいはWindowsもUbuntuもあまり変わらない。
でも、Windowsは有償でUbuntuは無料だからな。
それでもUbuntuはフォーラムが充実しているから、困ったことがあれば相談に乗ってくれる人が居るはずだ。
心配するな。」
それを聞いても不安はあるよ。
あ、インストール終わったみたい。案外簡単だったね。早かったし。」
「Ubuntuは凄い早さでソフトの技術に追いつこうとしてバージョンアップを繰り返しているんだ。
それだって、Windowsの場合はサードパーティが有償でサポートすることもあるかもしれない。
何度も言うけどUbuntuは無料なんだ。
WindowsがOSのサポートが切れるからアップグレードを求めることがあるかもしれないけど、Ubuntuはそんな必要全くない。
そもそも請求者が居ないんだから。」
「アップグレードも無料ってことは、最新版にしてもお金がかからないってこと?」
「そうだよ。初めから言ってるだろ。」
「それなら使ってみるよ。
入れちゃってるしね。」
Ubuntuにはセキュリティソフトがほとんどありません。
Windowsのシェアと比べると5%未満ですから、ハッカーの対象となるにはメリットが少なすぎるからです。
狙われることがないのですから、セキュリティはWindowsに比べてもはるかに安心できるでしょう。
パソコンの必要スペックもWindowsより低いので、ちょっと古くなったパソコンでも快適に動作するのも魅力のひとつです。