CG制作はBlender

こんにちは、ランプです。 今回はハンマーが個人的に用事があったようで来ることが出来ませんでしたので、ぼくひとりの独り言になってしまいますが、最後までお付き合いください。

ぼくが使っているのはubuntuとDebianです。 安定しているDebianと最新技術の利用できるubuntuとで分けております。 ぼくがやっている3DCGは最新版が使えるようにとubuntuで利用しています。 Windowsでは3DCGを扱う専門のソフトウェアもありますが、LinuxではBlenderが有名なようです。

Blenderはただの3DCGソフトウェアではありません。 映像環境統合ソフトウェアと言ってもいいくらいの機能を持ち合わせています。 レンダリングから始まって、CGアニメーション、エフェクトの作成、映像の合成、トラッキング、動画の作成、ゲーム制作環境と、Blenderのみで完結できてしまいます。

Windowsの3DCGはモデリングだけとか、モデリングしてあるキャラクターのアニメーションだけとか、トラッキングするだけとか、とにかく専門のソフトウェアを駆使してつくり上げるような感じです。 それってソフトウェア間のやり取りが面倒なだけでなく、必要な情報が落ちる可能性さえありますからね。 ひとつのソフトウェアだけで完結できるBlenderはそのへんも優秀だったりします。

でも、やはり専門ソフトのほうが使い勝手が良かったりすることもあり、どっちが良いかというのは人それぞれだと思います。 ぼくはCGは映像の合成やエフェクトを中心としたものが主なので、Blenderが合っているようです。 人によってはWindowsのアフターエフェクト等が良いと言う人も居るでしょうけど、ぼくは一括管理できるBlenderが合っているんです。

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Blenderを調べていると、ハリウッド映画などにも利用されていたことがあったらしい

という記事をどこかのブログで見たことがあります。 実際に利用してみて、その機能の多さと仕上がりを詰めていける性能の良さは、作りこんでいけばたしかにハリウッド映画でも通用しそうです。 そればかりか大多数の人が盲信しているアフターエフェクトよりも出来ることは多いような気もします。 あっちは2Dをベースに擬似3Dを作るのがベースになっているので、そもそもの土俵が違うわけですけどね。

3Dを扱えるというアイディアがあれば、アフターエフェクト以上の表現が出来るというのもうなずけますよね。

日本では映像の合成を専門でやっている人があまりいないような気がします。 映画もそうだし、日本のドラマは映像の合成をしているものがほとんどありません。 映像と映像の合成を実践するには必要条件が多く、映像を撮る段階でそれらを気にして撮る必要があるからです。 それを理解していないので、日本ではCG合成までなのでしょう。 やはり映像と映像の合成が高レベルで出来て、初めてハリウッド映画のような迫力あるものが作れるのだと思います。

映像と映像の合成が意外に手間なく制作できるのがBlenderです。 ひとつのソフトウェアの中に映像を合成するための機能も最低限ではない機能満載で、手間暇をかけてやれば映像と映像の混ざり合う複雑な映像合成ができます。 足りない部分はCGで補い、映像のインパクトはエフェクトを追加することでつけることが出来ます。 ある意味、Blenderを極めれば映画作れますよ。 いや、ホントに。

作り込める技術さえあれば、風景写真を間違うような映像を作れます。 それなりに知識は必要ですが、それなりに機能がそろっているということです。 お高いソフトウェアを駆使すれば出来るでしょうけど、Blenderはフリーソフトです。 誰もが無料で手軽に利用できるということを考えてみてください。 そんなソフトウェアでもハリウッド映画で利用されてるほどの性能があるということです。 日本人はそんな技術を使いこなせていないだけなんですね。

ぼくは出来る限りBlenderの機能を覚えて使いこなしていければと考えています。 今のままでも映像合成や実写合成はできますけどね。 作り込めるスキルを上げていこうと思います。

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Blenderにも弱点はある

映像統合環境であるBlenderですが、弱点はあります。 それは使い勝手がなれるまではあまりよろしくないということです。 要するに操作が独特なのです。

わかりやすいところで言うと、マウスの右クリックが選択になります。 Windowsでは右クリックは補助的な利用でしかありません。 しかしBlenderではメインで利用することになるし、しかもそれが選択キーにっているからです。 はっきり言って使い始めの頃はものすごく戸惑います。 それでも慣れてしまえばとても使いやすい考えられたシステムだと感心するほどです。 それほどBlenderのUIは、ある意味完成していると言っても良いほどです。

それと、独特な使い勝手のおかげでメジャーになり得なかったというところでしょうか。 日本ではお高いソフトウェアが主に使われています。 せっかく無料で高機能のソフトウェアがあるというのにですよ。 有料のソフトウェアを使えば、後々は使い続けなければならず、バージョンアップして追加料金が発生しても文句も言えずに使い続けなければならないんです。 ならば初めから無料のBlenderで慣れてしまえば良いだけです。 しかも、3DCGをBlenderで覚えて、もし他のソフトウェアを利用したとしても、考え方は同じなので何とかなります。 良いことづくしですよ。

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安定したLinuxでBlnederは相性が良いかも

もともとぼくがLinuxを使い始めたきっかけというのが、安定しているOSだったからです。 WindowsXPは良いOSでしたがとても不安定なOSでした。 その頃にubuntuに乗り換えたので、安定感は安心感として利用できていました。

ソフトウェアによってはすぐに落ちてしまうものもありますが、OS自体は安定しているので本体がフリーズすることはほとんどありません。 裏で変なプログラムが動いていることもないので、Windowsより安定しているし軽快に動いてくれます。 BlenderもWindowsと比べたことがありましたが、サクサク動くのはLinux版です。 比べたパソコンもXEONとGPUを積んだデスクトップのWindowsと、Core i5のubuntuをインストールしたノートパソコンですからね。 はっきりとわかるほどの違いが有りました。

使いやすいソフトウェアはWindowsのほうがたくさんあるのかもしれませんが、やはり安定感で言えばLinuxのほうが上だと感じてしまいます。 処理の重いソフトウェアを利用していて、安定感のあるOSのほうが安心して作業できるというのは気分的にも大きいですよ。 ただ、レンダリングには時間がかかりますけどね。

もう少しマシな環境で作業したいものです。

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