テキストを打つことに関しての環境というのは、かなり前から考えていたことなんです。 そもそも、 重くて動作は快適だけど 駆動時間の短いパソコンを持ち歩かなければならないのか?そこから来ているんです。
その昔、NECから発売されていたモバイルギアというDOSベースで動いている小さな筐体の 乾電池駆動で20時間という、それこそテキスト打ちには神のような端末がありました。 モノクロ液晶だったけど、屋内屋外問わず見やすく、バックライトがないというくらいの不満でした。 そういった端末を使ったことのある人なら解ると思いますが、現在のパソコンではパワーがありなんでもできてしまう方向に降った結果、 駆動時間が大幅に短いものになってしまっているんです。
Chromebookも持っていて、やはりテキスト打ちマシンとするか考えました。 確かにパソコンよりは駆動時間も長いですし、生産性もパソコンとそれほど変わることはありません。 それでもある程度の大きさはあり、重さもあるので、持ち歩きには少々不便を感じることがあります。 同じことができるならパソコンでも良いわけだし、パソコンの電源が必要なら、最悪モバイルバッテリーという手段も残されているからです。
テキストを打つならDOSベースのパソコンで良いわけです。 そもそもパソコンである必要さえありません。 今もテキスト編集のみでAndroid端末から編集を行っています。 スマホのみでホームページの作成を完結することができるんですよ。 これがどれだけ軽量な最小構成システムなのかが解ると思います。
ついにこの最小構成環境までたどり着きました。 これまで何度かAndroidからのホームページ更新を試みてきたのですが、とても回りくどいやり方を考えていたようです。 すでに パソコン はテキストを打つだけなら 必要がなくなっていた んですね。
AndroidアプリをPlayストアで探すと、たくさんのアプリがあります。 その中でテキストエディタだけ見てもかなりの数があります。 HTMLに特化したものやC言語やC++、PHPといった開発用言語まで扱えるものも多数あります。
しかし、ホームページを更新するだけであればHTMLに特化していなくても良かったわけで、 テキストさえ打てればいいんです。 今もファイル管理アプリの付属のテキストエディタで編集をしています。 それを可能にしたのは、完全なる雛形化のおかげなんですけどね。 流石にイチから構築している元気はありませんよ。
データは クラウド上 にあります。 それは、どの環境でも サイトのデータを最新のもの としておきたいからです。 ローカルでホームページデータの管理をしていたら、その端末でしか変更することができません。 FTPからデータを吸い出してから編集して戻してやれば編集は可能ですが、メインで編集しているデータは更新されません。 最新のデータが分散されてしまう可能性があるんです。
それを避けるためには、最新のデータをクラウド上に保存しておくのがベターなんですね。 クラウド上とホームページデータの格納場所の2箇所に最新データが保存されているので、ある意味簡易バックアップのようなものです。 特に不安はないでしょう。
次に クラウド上のデータにアクセスできるファイラー が必要です。 今時のファイラーは、ほぼほぼクラウド上のデータにアクセスできるようになっています。 あとはそこからテキスト編集へ持っていけるかどうかです。 ファイラーによっては一度ローカルへ保存するしか方法がないものもあるでしょう。 ぼくは2画面で操作できる X-plore というファイラーを利用しています。 X-plore付属のエディタでクラウド上にあるデータに直接アクセスできますので、テキストエディタは入れていません。
X-ploreはファイラーなので クラウドデータとFTPデータ にアクセス可能です。 この時点でホームページデータのアップロードはできるのでホームページ更新完了となります。
文字で説明すると面倒な感じがしますが、やってみるととてもシンプルでいい感じで作業できます。 ただ、この方法でのテキスト打ちは画面の小ささからくる 文字の小ささ ですね。 スマホじゃなくて タブレット が欲しくなってきます。
ホームページ更新の環境が完成したので、ブログを書こうと同じシステムでやってみました。 入れたアプリは利用しているブログの公式アプリです。 これでブログのアップがかんたんに行なえます。 また、写真などの挿絵はInstagramから流用できるようなので、写真を取ったらとりあえずInstagramへのアップが必要になりそうです。 それはそれで楽しいんですけどね。
ということで、 何もしてないけど ブログを書く環境も同じシステムでできてしまいました。 わざわざパソコンを立ち上げる必要もないと言うのは、とても快適です。
なんなら雛形をもっとガチガチに作り上げて、音声入力のみで入力するっていうのも あり のような気もしてきました。 まだ音声入力は実用的ではないですけどね。
さて、最小構成のシステムが出来上がったので、持ち物も 減ったのかと思いますでしょう。 そうでもないんですね。 確かにパソコンは持ち運ばなくても良くなりました。 でも重いモバイルバッテリーは 健在です。 動画素材を撮るためのデジカメは持ち歩いていますし、写真用のデジカメもあります。 アクションカメラも1台ありますので、 カメラ類は減りません。
トータルで見ればパソコン一台分が減ったくらいです。 1キロ強といったところでしょうか。 毎日持つ荷物が減ったと思えばかなり楽になりましたよ。
あ、パソコンの代わりにBluetoothキーボードが入ったんだっけ。
なんか、あまり変わってない気もしないでもないな。 いや、パソコンが減った分は間違いなく軽くなってるから 勘違いかも知れないが 良しとしておこう!
写真もコンデジじゃなくてスマホで撮ればいいだけのことなんだよね。 そうすればアクションカメラだけ持っていけばいいから、それこそかなりの重量を減らせるかな。 写真は趣味だから 納得いかん けどね。
随分と重そうな荷物を持っているんだな。 オイラなんてスマホ一つで事足りるんだぜぇ。 羨ましいだろう
だいたいTextなんて打たないからな。 そんなことをするのはパソコンで十分だろ。
パソコンっていう便利なものがあるのに、なんでスマホでTextを打とうとしてるんだ? それこそ無駄じゃないのか?
なんでもできるパソコンさえあればいいじゃんかよ〜。
Linuxなんて使っているみたいだけど、結局ホームページも作れないんじゃしょうがないねぇ? なんならオイラが指導してやろうか〜? ホームページくらいかんたんに作れるぞ。
なんでもできるパソコンがあれば、たしかになんでもできるよね。 LinuxだってWindowsだってできることは同じなんだから、できるんだよ。 君に言われなくてもわかってるって。
そういうふうに言う人がいるというのもわかるんですよ。 パソコンさえあれば事足りるってね。 それは電源が確保できて駆動時間を気にしなければの話であって、まる一日 屋外での作業 をしたときにパソコンだと 何時間作業できる? ってなるんですよ。 そのための作業分担なんだよね。
だってテキスト打ちだけでもメーカーが謳っている駆動時間の7割くらいしか駆動していないのが現状だし、Windowsならなおさらだよね。 OSが裏でよくわからないプログラムを走らせているんだから。 CPUも動きまくってるわけなんです。 一度気が向いたらシステム管理を見てみるといいよ。
もし屋外作業の中でCGや動画編集もやろうとなると、バッテリーだけでは3時間程度しか駆動しないから、それ以外の時間はテキストでも打っていれば良いしね。 もしテキストもパソコンで打っていれば、CGや動画編集は2時間もできないんじゃないかな。 それこそ生産性が落ちるよね。
まぁ、電源を確保できる屋外があれば一番良いんですけどね。
おしまい。