子供の発熱は風邪?それともウィルス?

今日は子供が夕方から高熱を出してバタバタしていました。 昨日の夜から微熱が続いていたのでちょっと気にはしていたのですが、本人のコンディションが全く悪くなかったのでそのまま様子を見ていました。

ところが今日の夕方、急に40度まで熱が上がったので、とりあえず当面なぜいきなり熱が上がったのかを考えました。 単純に風邪だったのか、もしくは食中毒系か。

しかし発熱はあるものの体調はすこぶる良さそうです。 頭が痛いか、お腹が痛いか、気持ち悪くないかと聞いてみましたが大丈夫だと答えますし、実際大丈夫のように見えました。 もしかしたら子供がかかる病気のひとつかなとも思いましたし、食中毒かもしれないとも思いました。 単に風邪かもしれないともおもったのですが、やはりここは専門家に聞くことが正解かと思い、即119をしました。

それにしても40度の熱が出てて、寒いかどうかも聞いたけど寒くないらしいんですよね。 不思議です。

お腹は痛くないみたいだったので食中毒は無いと思い、単純に風邪か子供の病気かと思いました。 どっちにせよ救急車が来るまではそのままで居ますから。

ここで、なぜ子供を直接病院に行かないで救急車を待っていたかというと、以前も夜、高熱で救急病院に行ったことがあります。 できるだけ早く病院に行って見てもらいたいという気持ちから、救急病院へ直接行きました。 しかし救急病院では門前払い。 その時救急病院の人に言われたことが、「救急車からの以来であれば往診に対応しますが、来店で来られても対応しない」でした。 その時は救急病院の前から119をして救急車を呼び、救急隊員が救急病院側に話をしてくれて病院には入れました。 そんなことがあったので、今回はおとなしく救急車が来るのを待っていたわけなんです。 時間の無駄だとわかっていても待っているしか無いのが日本の救急医療の現状なんですね。 残念なことです。

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発熱の原因を知る

高熱を下げるためには、まず発熱の原因というものを知る必要があると思います。 発熱という現象は体調が悪くなったときに起こる現象だと認識している人が大半でしょう。 半分正解で、半分間違っています。

たしかに体調が悪くなれば発熱します。 子供に限らず大人も同じです。 しかし体調不良といっても発熱しない体調不良もあれば発熱する体調不良もあるので、必ずしも体調が悪いから発熱するわけではないんです。

発熱の理由は、体内に入ったバイキンなどの体にとって不要な異物を除去するために体温が高くなるというのが正解です。

このことを知らないと、発熱してすぐに解熱しようとします。 そうするとどうなるか。 発熱時間が短いと、体内で不要な異物を排除する時間が短くなるって言うことになってしまいます。

簡単に言えば、風邪であれば風邪が長引く事になるし、食中毒なら食中毒の期間が長くなるということです。

発熱は傍から見ているととてもつらそうに見えてしまいます。 熱が出てるのだから薬を飲ませて熱を下げたいと思うのは仕方のないことです。 子供が高熱を出したらそう思うことも更に強いでしょう。 しかしそれは逆効果だということになりますね。

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発熱したらすぐに解熱剤を飲ませていいの?

発熱によって体内の不要な異物を取り除く作業をしています。 もし早く体調不良を治したいのであれば、解熱剤はできるだけ飲まないほうが早く治ります。

しかし子供の場合や体力の少なくなった高齢の方の場合、発熱で参ってしまう事になりかねませんので、ある程度熱が上がったら解熱剤を飲むのが良いでしょう。 病院では38.5度を超えたら飲んでくださいと言われていますので、それ以上だと体力的に厳しいからなんでしょうね。

解熱剤はすぐに飲ませて早く治るということではない事を覚えておきましょう。

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発熱したら水をたくさん飲ませること

熱が出て、ある程度すると熱を下げようと体が汗をかきますね。 それも尋常ではないくらい汗をかきます。

あらかじめ水をたくさん飲むことをおすすめします。 子供の場合は無理に飲みたくないこともありますので、少しずつで良いので枕元に水を置いておきましょう。 水分をたくさん摂ることで発汗による脱水症状もなくなり、おしっこをすることで体内の熱を放出します。 熱を下げたいと思っているまわりの人の思惑通りになりますよ。 大量の水分を摂取することのメリットですね。

そのことを知らなければ、大汗をかいて脱水症状になってしまっては大変です。 特に小さい小児は言葉も話せず意思を上手く伝えられないので強引でも良いので水を飲ませたほうが良いでしょう。

水をたらふく飲ませることで空腹も紛らわせる事ができるので一石二鳥?ですね。

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悪魔なら救急車を足代わりに病院へ行く

さてここで、悪魔ならではの救急車の使いみちについてをお話します。

ぼくら悪魔は「使えるものは親でも使え」ということわざがあります。 人間にも「立ってる者は親でも使え」という言葉もあります。 まぁ、似たようなものですね。

もし、自分で行こうものなら外来患者扱いで順番を守って診察を受けなければなりません。

でも救急車は呼んだらすぐに来てくれて病院まで一直線で運んでくれます。 そしてあらかじめ連絡を病院に取ってくれるので、文字通り救急で診てくれます。 その差は歴然としていますね。

たぶん多くの人が救急車を呼ぶのをためらっていると思うんです。 ただの熱だし、こんなので呼んでは悪いんじゃないかってね。 しかし悪魔は急いでいるのだからそんなことは考えずに119ですよ。 だって、早いから。

呼ばれて悪態をつく救急隊員は居ませんよ。 だって、それが仕事ですから。

悪魔的に言えば「使えるものは親でも使え」ですよ。

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なんだ?救急車なんて呼んだのか? オイラは超健康優良児だから救急車なんて乗った覚えがないぞ。 救急車はひ弱な奴が乗るものだからな。

でも子供が高熱を出したら一番早く病院まで行けるから使わない手はないな。 親なら心配して当たり前だから。

人間はこんな便利なものがあるのに、使うことをためらっている人が多いのか? もったいない。 あるものは使わないでどうするんだ?そのうち腐っちまうぞ。

あれまぁ。 今回は意外にもぼくの行動に協調してくれていますね。 珍しい。 ということで、たしかに親にしてみれば子供の発熱はびっくりするくらい大変な出来事のひとつかもしれません。 しかし施設の方の対応を知っておかないと、ぼくみたいに救急病院の前から救急車を呼ぶ羽目になってしまいます。 でも、知っていれば最善の行動をとれるので、処置も早くなりますしね。

迷っているなら、さっさと119で救急車を呼んだほうが良いということですよ。

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